2011年9月29日木曜日

下半期へのメッセージ

(社内メッセージの転載です)

最後まであきらめない、
どんな状況においても結果を出せる私たちに

上半期が終了します。目標を下方修正しての今期スタートでしたが、売上・利益ともに予算のライン上で凌ぐことができています。(略) 外部環境が目まぐるしく変わり、予期せぬことが次から次に起こる日々でしたが、何とかいい形で中間点まできました。

そして、これから折り返しです。
秋は全事業部とも書き入れ時です。9月の実績を見るとトップシーズンに相応しいものになっています。震災、原発の影響がある程度落ち着いた状況でこのシーズンを迎えることができたのは大きなフォローです。これを勢いに変えて、目標達成を現実的なものにしていきましょう。

高原に咲き始めたコスモス
ところで、俄か“なでしこ”ファンが急増しています。実は私もそのひとりです、という声が聞こえてきそうです。ワールドカップ優勝、オリンピック予選トップ通過という快挙は多くの人たちを元気付けました。

みなさんご存知の「最後まであきらめない(ワールドカップ)」と「どんな状況においても結果を出す(オリンピック予選)」の2つの教訓、これは今期の私たちにまさにぴったりのスローガンとも言えます。とくにオリンピック予選においては、いろんな事情から調整不足だったのは間違いありません。ワールドカップ優勝チームとしてのプレッシャも想像以上のものだったでしょう。それでも勝ち点3を積上げました。


ゲレンデを埋め尽くすススキ


“世界経済不況”というのが現実味を増してきた、とも言われていますが、最悪の環境においても「最後まであきらめない、どんな状況においても結果を出せる」を目指していける企業に、私たちの組織力で成長していきましょう。

2011年9月26日月曜日

トンネルを抜けると・・・


川端康成、「雪国」の地で転地ジョギング。

20数年前から縁あって年に数回通っている湯沢。10kの長いトンネルを抜けると天候は一変、急に曇天に変わります。当初、スキーシーズンには足しげく通っていたのに、このところ年に1,2回程度、すっかりご無沙汰です。アフタースキーの雪中ジョギングの楽しさを覚えたのもここでした。

この連休、久々に訪れましたが、風景は変わりません。ますます鄙びたようにも感じました。人が少ないからでしょうか。到着早々以前から好んで走ったルートへ。…すぐに雨が降り出し濡れながらのジョグ。しかし気持ち良し。
途中まわりに目をやると、生き残りのアジサイ、咲き始めのコスモス、たわわに実った稲、生い茂ったススキ、実が抜けた栗の殻。いろんな季節が同居しています。長閑な風景とひんやり空気が疲れをとってくれ、90分の気持ちの良いジョグを楽しむことができました。




標高1000mの展望台から魚野川流域を見下ろすと、刈り取り間近の金色の魚沼産こしひかりが平地を埋め尽くしています。
売店では「22年産こしひかりは売切れ」という表示がありました。放射能の影響で古米がさっさと売切れているというのは、どうも全国的な動きのようです。

福島県産の新米がセシウム反応が高かったため市場に出せなくなった、というニュースが昨日流れていました。生産者の落胆は想像に余りあります。

2011年9月24日土曜日

意外と少ない

来年3月11日に「名古屋ウィメンズマラソン」、女性のみの大会が開催されます。
9月1日にエントリーが始まりましたが、翌日には1万2500人を突破。昨今の女性ランナー急増の世相を物語っているように見えます。



が、専門機関の調査データによると、2010年度、国内のフルマラソン(49大会)の完走者数は約18万人。そのうち、女性は18.5%(3.3万人)しかいません。意外と少ない。それが、名古屋の1大会だけで1万人以上の女性ランナーが走ることになれば、一気に女性比率があがることは間違いありません。アメリカでは昨年、フルマラソン完走者数が50万人を突破しています。女性比率は41%の20万人以上。30年前は10%に過ぎなかったのが今や40%以上。日本もこのようなトレンドになるのでしょうか。

“なでしこ”に象徴される女子力アップが日々の話題になる時代ですから。


それにしても台風15号はすごかった。

都心は3.11の再来を思わせるような交通機関の大混乱を招きました。4時間立ちっぱなしで、深夜1時半に帰り着いたという人もいました。強風でオフィスビルが揺れるというのも初めての体験でした。地下鉄の通路には骨が折れたり逆向きになった傘が山積みになっていました。翌朝、いつものジョギングコースを歩きましたが、根こそぎ倒れたユリノキが数本。(すでに始末されていました)。折れた幹、吹き飛ばされた小枝や葉っぱが歩道を覆っていました。

自然災害の多い年です。

2011年9月19日月曜日

せっかくの3連休が…

連休前夜、右足甲に異変。
3ヵ月ほど前から捻挫のような痛みを時々感じるようになっていました。意識朦朧のなか深夜に床につこうとした際、ズキンとした痛みを感じました。

あー、万事休す。

この3連休は毎日10k以上の走り込みを予定していたのに。湿布したほうがいいんだけど、あーどうしよう。意識朦朧の状態にあっては身動きもできずそのまま眠りへ。そして翌朝、目が覚めるとやはり右足甲に痛みあり。とりあえずテーピングをして負荷がかかるのを回避するようにしました。

予定のランニングは没。代わりにエアロバイクをトレーニングメニューにすることに急きょ変更です。エアロバイクは10分で飽きます。長続きのコツはTVを観ながら、本を読みながらペダルをこぐこと。今回は池井戸 潤の「空飛ぶタイヤ」を読みながら、男子ゴルフのTV中継を観ながらのバイクに。1日目は30分+15分+15分。2日目は20分+20分+20分。3日目は20分、そしてようやく5kのジョグを再開。

朝顔の季節もそろそろ終わりに・・・
 実は右足甲だけではなく左膝にも痛みをかかえています。まっすぐ歩いたり走ったりの動きには問題ないのに、ちょっと捻った動きになるともうダメ。これはかなり長期的にかかえた問題なのでなんとか同居しています。
さて、今回は痛み防止にテーピングをしましたが、日曜日の日経によると予防や運動能力アップにも効果的だということです。加齢とともに自力では乗り切れないことが多いので、テーピングやサポーターの力を借りるしかありません。


銀杏の季節が始まろうとしています。いやな季節です。別に銀杏がきらいなわけではありません。ジョギングコースの水飲み場でバケツに一杯の銀杏の実から種をとりだす作業をするオヤジが出没するからです。あたり一面にあのいやな臭いをぶちまけるからジョガーが近づけません。なんとかしてほしい。

2011年9月13日火曜日

タッチダウン

9.6倍、8月末で締切った東京マラソンの倍率。

前回から横ばいにとどまりほっとしました。初回の3倍から始まって前回の9.7倍までグイグイと右肩上がりでしたので、このまま15倍20倍までいくのかと半ばあきらめていたところです。ジョギング仲間から4名がエントリーしています。確率からいえば誰かひとり当選してもおかしくないでしょう。とりあえずは10月の抽選結果をおとなしく待つしかありません。



日曜日、アメフト観戦にはじめて行きました。
これまでTVで見たことはありますが、ルールがさっぱり分からず、5分もたてば別のチャンネルへというのがお決まりでした。とくに、ボールを持ってない選手同士が1対1のタックル?(スクラム?)をあちこちでやってることが、ラグビーやサッカーしか知らない私にとっては違和感でしかなかったのです。

それがルールを聞いてようやく分かり、結構おもしろく観戦できました。



アメフトは専門職に分業されたアメリカ的スポーツ、かつ展開手法は日本的積上げ型、これが私の理解です。アメリカの企業においては、個人の業務分担がしっかりとされており、日本のように組織・チームで目標を追求するというよりは個人で目標を達成して、その集合体が企業の業績になると言われています。アメフトはまったくそのイメージに重なるものでした。

選手の体型もモンゴル相撲もいればマッチョなアスリートや短距離型アスリートがいる。専門の役割が終わると次の専門職に交代する。ラグビーやサッカーも専門職的ポジションはありますが、ここまで徹底していません。

ロングパスとロングラン(と言うのでしょうか)の後のタッチダウンはアメフト特有のかっこよさ、かな。
おっと、おやじの望遠カメラの方列がふろくについた ♪ハーフタイムショー♪ があるのもアメフト独特? 

しかし汗臭い男の集団、でした。

2011年9月12日月曜日

無事に過ぎたか 9.11

半年と10年。その節目を迎えてTVや新聞は特集を組んでいました。
10年前、仕事から帰り食事も終わりごろになって突然飛び込んできた驚愕の光景。その後2時間はTVの画面に釘付け。今起こっていることをどのように解釈したらよいものやら、ただただ茫然と画面を見続けることしかできません。半年前もまったく同じことでした。

東日本の復興について、コメンテーターがこのように語っていました。「根拠ある悲観論のうえに根拠ある楽観論を構築することがこれからは大事」だと。まったく同感です。「根拠ある」ということに対して目をつむり(つむらされ)、あまりにも曖昧さのままここまで来たと思います。それは政府や東電、そのほかの当事者側がそのように誘導してきたからに他なりません。

その代表的な例が、同心円の避難区域設定、避難区域の危険度段階別の呼称、例の「直ちに・・・ということはありません」、危険度判断基準の設定とその対応の一貫性のなさ、それに玄海原発にからむ知事発言。挙げればきりがありません。今回の「死の町」「放射能をつけちゃうぞ」発言や、その前の「自分で考えろ、そうじゃないと予算はつけないぞ」発言は、やはり「根拠ある悲観論、根拠ある楽観論」をないがしろにしてきた結果だと言えば、すとんと理解できます。決して納得できるものではありませんが。
去年の朝顔の種がやっと花を咲かせました 薄紫花
もうひとつ、気になることがありました。ある公共放送の被災地からの中継で、現地アナウンサーが「被災地に、被災者に○○してあげる」という言葉を何度も使っていました。以前にもこの無神経な表現を使うコメンテーターがいてカチンときましたが、公共放送の現地アナがなぜこの“上から目線”の言葉を吐くのか。

言葉の向こうにだれがいるのか、だれが耳をかたむけているのか、その認識がなさすぎる。これもあるコメンテーターの発言です。

2011年9月7日水曜日

もうすぐ半年

3.11から半年が過ぎようとしています。
被災地の状況、政府の対応等に関しては報道の通りですが、景気の回復には欧米の問題が大きくのしかかり先が見えない状況が続いています。

8月末時点での震災関連倒産の数が発表されました。
累計で320件、負債総額6億5百万円、倒産企業の従業員数5900人。震災からほぼ半年で倒産件数は阪神・淡路の2.6倍に達しています。原発事故、景気悪化、急激な円高といった大きな要素が加わったことが企業への影響を大きくし、長期化しているのは間違いありません。
また、負債総額の70%はA牧場の倒産によるものです。これは震災(原発)の影響はあったと思いますが、そもそもビジネスモデルそのものに破綻要因があります。

業種でみると、建設、旅館・ホテル、自動車関連、という順になっています。被災地においては救済措置が施されているので当面は低水準の倒産件数に止まる見通しですが、いずれ・・・。被災地以外の小さな建設業者の倒産が、今後も引き続いて発生するのは避けられないと言われています。被災地以外への公共投資が絞られていることに起因しているのでしょうか。原発事故によって原発施設の造成工事がストップしたための倒産も起こっています。
高知城追手門そばの濠
一時期消えた中国人の観光客は徐々に戻りつつあり、銀座の雑踏に中国語を耳にすることができるようになりました。なんだかほっとします。政治が落ち着けば要人の来日も増加するでしょう。


昨夜飲んだお店、「松島の瑞巌寺で見かけたよ」とママに言われてびっくり。手を振ってくれたそうですが、まさかそんな人が瑞巌寺のベンチに座っているとは思いもせず・・・。

2011年9月3日土曜日

復活の薪


難しいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことをゆかいに、ゆかいなことをまじめに書く人、追悼の言葉として新聞で目にしたもの。
遅筆なために多くのトラブルがあったが実は多作の人。その井上ひさしゆかりの吉里吉里でのエピソードが、定期的に読んでる雑誌に紹介されていました。


松島や松島や、観光船から















彼らを救ったのはがれきだった。家の梁や柱に使われていた杉・赤松などの建材からクギを抜き、30センチほどにカットして「復活の薪」として再生し、売り出したのだ。10キロの薪を米袋に入れ、1袋500円でネットを通じて販売したところ、マスコミが着目して報道。全国から注文が殺到することになった。6月末時点で注文は500件、5000袋(50トン)を超えた。さばききれず、現在は出荷待ちの状況だ。注文も最大20袋(8月時点では5袋)まで制限している。なかには1人で100袋も注文してくれた人や、4トントラックで積めるだけ買いに行くと言ってくれた人もいた。小学校の授業やキャンプファイヤーで使いたいという話もあった。大阪のデパートではショーウィンドウに飾るために買ってくれた。
直接見える形で被災者を支援したいという思いが人々の心にあったから、このような結果につながったのでしょう。岩手県大槌町吉里吉里地区、井上ひさしの「吉里吉里人」ゆかりの地で起こった復活へのエピソードです。同じようなことはいくつもあります。あわびの養殖基金、被災地農産物の通販、全国漁業者からの漁船の提供、復興宝くじ、復興記念切手、それぞれに人々の支援の心を感じ、嬉しくなります。

井上ひさし最後の長編作品「一週間」。読み応えがあります。シベリア抑留、ロシアの多民族にかかる問題の根深さ、そしてチェチェン紛争の背景理由が少し分かったように思いました。