2012年8月26日日曜日

飛鳥Ⅱ

早朝から横浜大桟橋へ。

日本の客船で最大級の飛鳥Ⅱ、試乗見学の日でした。

5万トン、全長241m、全幅30m、乗客数872名、乗組員数470名。

5万トン級の客船で乗客872名というのは他船よりも少ない。一方で乗客数に対する乗組員の数は逆に多い。

つまり、船内スペースはゆったり、乗客に対するサービスは手厚く、というのが飛鳥Ⅱのアピールポイントだということでした。確かに、1歩踏み入れるとそこには高級ホテルの空間が広がっていました。


向こうにそびえるランドマークタワー。ビルの間には富士が見えました
ここ数年、客船クルーズの人気は上昇傾向にあるようです。

ちなみに今日の見学者の年齢層は30代から80代でしょうか。とくにリタイア層のみがターゲットになっているわけではありません。若年層への広がりは確実に進んでいます。


飛鳥Ⅱで世界1周。
105日をかけた最長航路です。
3ヵ月も家を空けるなんてちょっと現実的ではないな~。


しかし時速35kのゆったりとしたスピードで世界1周するなんて、なんと贅沢。

移動手段は早ければ早いほど良い、という価値観で生きてきた者にとって、時速35kの移動は大きな価値観の転換でもあります。世界1周は夢の話として、1度は体験してみたい客船クルージング。

経済的なことは一切抜きにしての話です。

2012年8月14日火曜日

海賊とよばれた男

休暇中に読もうと思って入手した本。
百田尚樹の「海賊とよばれた男」。

出光興産創業者である出光佐三氏の石油と国家に賭けた事業人生。
想像を絶する内容でした。


よく知られているように太平洋戦争開戦を、日本が最後に決断せざるを得なかった理由のひとつが石油でした。ABCDラインによって経済封鎖をされ、南方に石油を求めるしかなくなった。そして戦争が長引いたために石油不足が深刻となり、戦闘機などの製造ができない。さらに戦艦大和は進水はしたものの、燃料不足のために身動きができなかった。

戦後においても石油をめぐるGHQやメジャーとの戦いが続いていた。

霧ヶ峰 八島湿原


それに真っ向から立ち向かった人物が出光の創業者だったということ。

GHQによる占領政策、復興政策が、反共政策や朝鮮戦争などいろんな要因で二転三転するなかで、日本の復興を最優先にして事業活動を推進してきた人。身震いするような生き方に驚きと感動を禁じえません。


イランにとって、なぜ日本が友好国なのか、日本のファンが多いのか。その理由をずーっと知らないままでいたことも、ようやくすっきりしました。

また徳山が石油基地として発展したことも。学生のころ列車で通り過ぎるたびに、徳山や岩国に連なる石油基地を見て不思議に感じていたものです。

百田尚樹。彼の作品はこれで3、4冊目になるでしょうか。前作の「永遠の0」、最初に読んだ「錨を上げよ」、それぞれまったく着想・構想が異なる作品です。「永遠の0」はミリオンセラーとなり映画化も予定されています。今後の作品が楽しみです。

2012年8月6日月曜日

女子マラソン

惨敗でした。

この日を、この応援を楽しみにしていましたが。
難コースに加え、前半は一時どしゃ降り。TVで観ててもその過酷さが伝わってきます。気持ち良くとか、楽しくとか、とんでもない。

棄権者が1分30秒で出るなんて初めて見ました。どしゃ降りで身体が冷え切ったのでしょうか。これから先の過酷なサバイバルレースを予言しているように思いました。しかしどれだけ厳しい状況だといっても、文句は言えません。みんなそうなんだから。

日本選手がトップにからんだのは、ほんの数分だけでした。その後はずるずると後ろに下がっていきます。こんな厳しいレースでは、いったん下がってしまうともう追いつけません。

後半、アフリカの選手がペースアップしたときにその差はどんどん開き、あっという間に見えない距離になりました。歴然とした世界と日本の力の差。つらい競技になりました。


イングリッシュガーデンにて
(こんなことなら野口選手の復活を見たかった。野口ファンとしてはまだあきらめられません。)

さて、実況を聞いててストレスを感じたことがあります。解説の喋りが途中で切れる、尻切れトンボだったこと。それも一度や二度ではなく。アナウンサーも途中で気になってきたのか、解説のコメントが終わらぬうちに引き取っていました。

なぜ最後までちゃんと言わないの? 
そんな繰り返しが聞いてる側にはストレスになります。
やっぱり解説は増田明美さんがベスト。彼女の喋りは聞き心地がいいですね。

オリンピックは中日の女子マラソンを終え、後半に入りました。前半の感動シーン、私のベスト3! 

「競泳男女の400mメドレーリレー」。ついつい「いけっ、いけっ」の大声をあげての応援になりました。レース後、松田選手の「コースケさんに手ぶらで帰ってもらうわけにはいかないぞ、と3人で話してたんです」というコメント。まぶたが熱くなりました。その北島選手はリレーで最高のタイムを出しました。

次は「卓球女子団体」。「よくぞやってくれた!」 決勝はまだですが、ここまで来たことに感動です。3選手の闘いが実に爽やかなのも、抱きあっての涙も感動を呼びます。そして男子体操、「内村選手の個人総合」。

いくら努力して練習しても私には絶対できない競技、ベスト1、それが体操です。