2011年5月1日日曜日

前代未聞のホテル

老舗温泉旅館が連休前に破産手続き開始決定を受けました。

つまり倒産です。

一時は女性に人気の温泉旅館として話題になっていましたが、不況の影響で個人消費が低迷したため業績が徐々に悪化していたようです。そこに大震災がとどめをさした。負債額30億円の倒産です。


nonbiri in okinawa
3.11以降の観光地のダメージは想像以上のものとなっています。賑やかだった温泉街、景勝地は閑古鳥が鳴いています。これは都心においても同様です。銀座を歩くといつの間にか前後左右から中国語が聞こえてくるというのが以前の普通の状態でした。
今はどうでしょう。
ほとんど中国語はおろか外国人観光客と出会うことも数少なくなりました。


有名な大型ホテルでは宿泊営業をいったん中止して、宴会、会議室、レストラン等に絞っての営業に切り替えているということです。都心のホテルの多くは60%オフ、あるいはそれ以上という安売りで集客合戦を繰り広げています。しかし、ここまでマーケットがシュリンクしてしまっては、正直手の出しようがないというのがホテル側の本音でしょう。


ホテルで宿泊営業をしない。

前代未聞とはこのことを言うのではないでしょうか。


自粛、自粛の自粛、このような言葉では語りきれない状態だとすれば深刻です。
一日も早く、復興への槌音が聞こえてくる活気を取り戻さなくてはなりません。


それにしても政治家の動きが何ともどかしいことでしょう。

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