| 田原坂、戦死者墓碑 30年前はなかった |
■東京マラソン08 (第2章 遠のくサブフォー)
スペシャルドリンクは昨年と同じ、蜂蜜入りレモン水。甘酸っぱいこのドリンクが後半の元気の元になるはずだ。
日本橋を過ぎ、25kに向かう茅場町あたりで道路の反対側から応援の声があがった。おー、またもや発見力抜群の若松さんが叫んでいる。そばにはSWSの仲間が数人。手を振って応えた。予定外のポイントでの応援に嬉しくなった。次は蔵前のはずだ。
20-25kは29分24秒。この5kは昨年より20秒しか早くない。ペースが落ちてきたのがはっきりわかる。膝の上下に少しずつ疲れを感じてきた。こういうときの走り方が難しい。無理せずじっくり行くしかない。最も心配していた腸脛靭帯炎の症状は出てこない。このまま行ってくれー。神頼みだ。
蔵前では予定のポイントで、応援企画プランナーのモトイさん初め、仲間の集団声援を受けた。「ありがとう」。声には出せず、手を振って感謝の気持ちを表す。
雷門の折返しコーナーは、ここもまた黒山の人だかり。四重、五重に応援の列が重なり合っている。もしかしたら商工会議所の仲間が応援に来ているかもしれない。左に寄ってみんなの顔を見ながら走る。厩橋まできたところで、「ペースが遅いぞー」という檄が飛んできた。鈴木さんだった。やっぱり来てくれたんだ。でも「ペースが遅い」と言われても、「一杯いっぱいだよー」。
戻りの蔵前では、行きで受け取れなかったウィダーインジェリーをモトイさんからもらった。すぐにふた口、流し込んだ。
膝の上下が寒さを感じ始めている。体温が下がっているのか、筋肉が固くなっているような、そんな不安が徐々に募ってきた。
25-30kは30分33秒。ついに30分を超えるラップになってしまった。去年より1分近く早いが、段々だんだんペースが落ちてきた。
顔の表情も余裕がなくなっているはずだ。こんなときは我慢、我慢しかない。
銀座でバナナをひと口分受け取り、口に入れる。でも元気が出ない。きつい。歌舞伎座を通過したことに気づかないほど、きつさが溜まってきている。辛抱、辛抱。
築地を左折。本願寺前で女性の声援を受けた。「ありがとう」手を振りながら大声で応えた。声が出たことにびっくりした。
30-35kは31分46秒。去年より2分早いが、もうジリ貧だ。サブフォーの夢は遠のいた。残念、無念、でもどうしようもない。(次へ続く)
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